今朝はやっぱり冷え込んで園の周りも凍っていましたが、陽が上がるにつれて春の息吹を感じる一日となりました。節分とはよく言ったものです。日本の昔からの暦と暮らしとが見事にマッチしていて、日本に生まれた喜びを感じます。
さて1日早いですが幼稚園の豆まきをしました。1月のうちから鬼の絵やお面や豆を入れる枡などを製作し、今日はホールでペープサートやクイズで大いに盛り上がりました。そしていよいよ学年別に園庭で豆まきです。去年までの鬼を知っている年長さんは余裕しゃくしゃく、自分たち自身が鬼の面をつけて??「さあー、鬼よ来い!」ところが今年の鬼はとっても上背があって巨大でした。豆を投げつけてもどんどん近づいてきます。「わー、にげろー!」蜘蛛の子を散らすように子どもたちはてんでんこに逃げてしまいました。「もう大丈夫だよー。出ておいでー」と呼んでもなかなか出てきません。「豆だけじゃ武器が足りなかった。いわしの頭や柊の葉っぱも必要だ」とは敗戦の弁。保育終了後の職員反省会では「こんなに逃げた年はいまだかつてなかったねえ。来年はもう少し豆効果のある鬼をお願いしましょう」ということになりました。年少さん、年中さんの時の鬼はちょうど良いくらいの鬼でした。ご安心ください。明日はお家で和やかな豆まきで一年の平和をお祈りしましょう。
写真は左2枚が「ひまわり保育で作った鬼」これでボーリングをしました。右は余裕しゃくしゃくの年長さんたちです。