今年から英語の回数を増やしたり、1回あたりの時間を伸ばしたりしています。そして大量の英語をノーマルなスピードで『聞く』『話す』が楽しくできることを目標にしています。年少は従来通り、英語でネイティブの先生と遊んで慣れることを一番にしていますが、年中と年長は新しく“ストーリーベースカリキュラム”を導入しました。これは青山学院大学アレン玉井光江教授が長年の研究結果を基に開発された「日本の子どもに最適の英語学習メソッド」です。
言語の習得には、実際にことばが使われている状況=「意味のある文脈」が有効であり、それを多く含んだ子どもたちにとって身近なものがストーリー(物語・昔話)です。とくに幼児は物語が大好き!イメージ豊かに物語の世界に入ります。たっぷりの英語を楽しみながら身につけるうえで、もう一つたいへんに有効なことがあります。それは手話や体の動きをともなったジェスチャーなのです。初年度のストーリーとして年中は『アリとキリギリス』、年長は『うさぎとかめ』を取り上げて進めています。
子どもたちの反応・吸収力はすばらしいです。40分レッスンには最初は戸惑いましたが、今は次々と展開するレッスンに興味津々、身を乗り出して参加しています。1学期末に昨年までお世話になったローレンス先生(今年は年少担当)に見てもらいましたが、「ベリーグッド!!!耳も良いね!何より体を動かしているのが良いと思いました」と感心しておられました。これから2学期・3学期、最後には手話つきの『アリとキリギリス』『うさぎとかめ』を見て頂けるまで頑張ります。