園長だより「今日,終業式を迎えました。」

２０２４年が幕開けした！と思ったら、もうクリスマスや大晦日の話が聞こえる今日この頃・・・。

１年が過ぎるのが、アッと言う間だと年々感じます。

年末になると、「今年を漢字１文字であらわすと・・・・と？」との話題になりますが、本園は「挑」でしょうか。

昨年のブランコに引き続き、今年はタワーを作製し、子どもの「やりたい！！挑戦したい！！」に更に拍車がかかった気がします。

チャレンジできるあそび場を作ったことで、え？この子も挑戦するの？や、え？？そんな上り方あり？？？や、黙々と何日もかけて、ひたすら粘り強く頑張り続ける姿に出あえ、本当によかったと思っています。

大人がこれは無理！って決めるのはおかしい。と気づかされたことはとても大きく、教職員の中でも、子ども像が変わってきているうように感じます。

できないからやりたくない！失敗するからやめとく！！負けるの嫌やからやらない！！

お子さまから、こんな言葉を聞いたことありませんか？

これは、「できたから、褒められる」「できなかったから、叱られる」ということでは、「うまくできるかどうか」を気にしすぎてしまっているから。

もちろん、そのことができた時の達成感は心の糧になり、次に挑戦しようとするパワーになります。

でも、その結果にこだわるのではなく、それまでに何度も何度も諦めずに努力し続けた！！粘り強く取り組んだ！！という事実が何より素晴らしく、その努力なくしては、辿り着けなかった結果である。ということを忘れてはいけないと思います。

この挑戦できる場で、子どもたちの持っている本来の「生きる力」の底力を発見することができたこの１年は、確実に大きな一歩になった気がしています。

それも一重に、保護者のみなさまはじめ、関係者の方々が園を信じ、この想いに賛同し、後押ししてくれているおかげだと改めて感謝申し上げます。

今年もまた縁を育む縁庭で、新たな縁がうまれた１年。

来年は「巳年」

巳年は、調べてみると「新しい挑戦や変化に対して前向きな姿勢を示す年」と書かれていました。

え？？また挑戦(笑)

飽くなき挑戦は、どうやら続きそうです・・・・。

　最後になりましたが、

みなさま、どうぞ良いお年をお迎えください。

 

・・・・・それにしても、子どもたちってお手伝いが大好き！！

「園長先生、何してるの？」といった矢先に「手伝うね」と箒を手に・・・。落ち葉を集めていると、「やっといたから！！」しまいには、通りすがりに「ありがとう！」

なんか、これだけで心があったくなりました