園での生活を見てみよう!

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園長だより「教育実習生」

相変わらず残暑が厳しく、蒸し暑くて滝のように汗がでたり、雨が降ればゲリラ雷雨のようだったりと、心地よい秋はどこにいってしまったのでしょうか。

こどもたちは、基本 運動会に向けて!!ですが、秋の移ろいを肌で感じながら過ごす毎日です。

サルスベリの花が咲いていたり、トンボの種類が変わっていたり、柿の実がふっくらしてきたり・・・・・。

 さて今、今年度、最後の実習生が来てくれています。

実習生は、とにかく子どもたちに大人気!!年齢が近い(笑)のもあり、親しみを感じやすく、いつも誰かがまとわりついています。

実習生が幼稚園教諭を目指す理由は、「幼稚園の時に担任の先生にとてもよくしてもらったこと」が一番多いそうです。

実は、私もその一人です。1年間泣き続け「おかあさ~ん!」といいながらも大好きな先生の膝を独占したかったのかな??笑

 

担任にとって、教え子が「〇〇先生に憧れ、幼稚園の先生を目指したいと思っています!」と母園に実習に来る姿には、自分自身が行ってきた保育で「幼稚園、楽しかったなぁ!」「あんな風になりたいな」と思ってくれたんだということがわかり、とても嬉しくなり、励みにもなります。

また、実習生が入ってくれることで、クラスの子どもたちの姿を客観的に見ることができ、発見や気づきも多いです。

実習生の頑張る姿にこちらも刺激を受るので、とてもいい機会だと思っています。

実習生の時こそ、いっぱい失敗して、ああでもない・こうでもないとたくさん考え、あの時どうしたらよかったのか?と自身を振り返ってほしいと思います。そして、次に必ず実践し、たくさんの手応えを肌で感じて自分の引き出しにいれていってほしいと思います。

これは、実習生だけでなく、現役の先生も同じですね。いっぱい子どもたちと笑って、いっぱいつまずき、いっぱい悩んで・・と子どもたちと本気で向き合えば必ず見えてくるものがあります。

私もいまだに、ゴールは見えません(笑)幼児教育の奥深さを年々感じ、このような大事な時期に関わることに重責を感じながらも、未来を生き抜く子どもたちのために何ができるか模索し続けたいと思います。

 実習生のみなさんが、幼稚園教諭を目指す中で、実習中はもちろん楽しい面ばかりではなく、しんどい部分もあるかと思いますが、実習を終えて、「やっぱり幼稚園の先生になりたい!!」と強く思いなおせるような場であればと思います。

未来の幼稚園の先生の卵の学生さんに、子どもたちとともに、エールを送ります!

「素敵な先生目指して、がんばってくださいね(^^♪」