園での生活を見てみよう!

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園長だより「発達特性の理解と関わりについて」の講演会

今日は、医師 石原剛広先生による「発達特性の理解と関わりについて」保護者向け講演会を行いました。

ゴールデンウィークの中日で、お休みのご家庭も多かったのですがたくさんの保護者にご参加いただきました。

以前、幼稚園・保育所の合同研修会の際に講演会を聞き、是非とも本園でも講演会をしていただけたらと思って企画させていただきました。毎回、先生の講演会はご案内をすると一瞬で埋まるほど人気なんですって!!

人は一人として同じ人格の人はいません。それぞれにでこぼこがあり、それが個性であり、特性です。

幼稚園には、虫博士や電車博士などの〇〇博士がいっぱいます。こどもたちも「〇〇君は、虫博士なんだよ~」とか、「この虫なんて名前かな?」と言うと、「〇〇君ならわかるかも!!」と話してくれます。

子ども同士認め合う姿っていいですよね。

大人も子どもも、みんな違っていてそれでいいんです。

ただ、こだわりが強すぎると、ぶつかる壁って多いと思います。

例えば、今から幼稚園に行くのに、ゲームに夢中で行こうとしない、無理やり行かせようとしても頑として動かない。スーパーに行くとお菓子売り場で立ち止まり、買ってほしい!と大泣きで座り込む。などなど・・・。

このような場合、どうされてますか??

早く行ってほしい、公共の場で恥ずかしいからとにかく早くこの場をおさめたい。って気持ちになりますよね。

で、ついつい、子どもの言うことを聞き、子どもの思い通りにさせてしまう。

これは負の連鎖の始まりです。

ですので、「計画的無視」ほめるために待つことをしてください。

「我慢すること・堪えること」が何より大事です。それを積んでいかないと、たくさんのルールがある集団生活の中では、ハードルが高すぎて社会に出られなくなってしまいます。

世の中にはT・P・Oがあり、ダメなことはダメ。我慢させるべきことは我慢させる。

このことが世の中に適応できる素地になります。

子どもが成長していく上でさけては通れないことであり、子ども自身のためになることだと理解し、我慢できたら、しっかり認めほめることが何より大事です。

と、お話に引き込まれっぱなしです。

子育てにマニュアルはないですし、子どもによってこの子には通用してもこの子には無理と対応は違います。きょうだいであっても、全く違いますよね。

正解はない中でも、何よりその子自身のこころが元気でいられるように接していくこと。

人は悩んでいると誰かに話を聞いてほしいものです。今回、石原先生の話を聞き、少しでも心が軽くなった。これでいいんだ。という風に一人でも多くの方が感じてくれたらなと思います。

もちろん、園でも悩み相談はいつでもお聞きします。保護者の方と協力し、子どもの育ちを共に見守っていけたらと思っています。

また、石原先生をお呼びしての講演会ができたらなと思っています、その際は是非またお越しください。