園長だより「２８年前の１月１７日」

今日は阪神淡路大震災の日です。５時４６分に合わせテレビでは、東遊園地の様子が流れていました。

この日に合わせて、幼稚園では地震から火災になる想定で「避難訓練」を行いました。自由あそびをしている最中に警報が鳴り響く中、子どもたちは周りにいる子どもたちと広い園庭のそこかしこで頭を抱え、小さくなって座っていました。

幼稚園の子どもたちでも、訓練を積み重ねることで、こんなにも機敏に動けることを目の当たりにし、訓練の大切さ、小さい・大きいに関わらずきちんと伝えていくことが大事だと改めて感じました。

２８年前の私の実体験を子どもたちに話をすると、とても真剣に聞いてくれていました。「えー！テレビが頭の上に落ちてきたんだ」「部屋から、でられなかたったの？」など、今日がどんな日であったのかを子どもたちが知るきっかけになったらと思います。

今年は「むすぶ」の文字。「むすぶ」には、人と人、場所と場所を結び、みんなで一緒に震災を伝えていこう」とのメッセージが込められているとのことです。

地震や災害はいつ起こるかわかりません。もしもを考えて、是非ご家庭でも話合ってみてください。

きっと幼稚園で覚えた「お・は・し・も」も得意げに答えてくれると思います。