園長だより「音楽参観（年中）」

今日は、あいにくの雨模様でしたが年中組の音楽参観が行われました。

月に１回、雲雀丘学園幼稚園では山地寛和先生に音楽を教えていただいてます。

山地先生は、「生涯音楽アカデミー」の代表を務められており「幼児音楽教育を中心に、子どもから高齢者まで音楽の基礎的能力の向上音楽を通じて豊かな心、QOLの向上、社会性を養うためのアプローチを行うことを目標」に活動されています。

「音楽」ときくと、リズム打ちや楽器が弾けるか弾けないか・・などで、ハードルが高いと感じてしまいますよね？ですが、山地先生は五感を大切にし、遊びやコミュニケーションの中から、リズムをひろったり音を探したりと日常の中から気づかせて「音楽」へと結びつけてくれます。そして、年齢に合わせ様々な楽器に触れ、最終は年長組での合奏につなげていきます。

幼稚園の先生たちにとっても、山地先生の保育は勉強になるのでとてもいい機会だと思っています。

今日は、保護者との触れ合いあそびの時間があったりして、とてもほのぼのとした雰囲気で音楽参観が行われました。その後は、クラスごとの保護者懇親会をホールで行うこともできました。

一歩ずつではありますが、以前のようなコロナ前の姿に戻りつつあることが大変嬉しい限りです。

幼稚園は、様々な環境で過ごした子どもたちにとって、同年齢で過ごす初めての集団です。

幼稚園時代の１年はとても大きく、それぞれ育った環境も違いますし、この時期の月齢差はかなり大きいものです。

まだまだ発展途上の子どもたち、のびしろもたくさんあります。他のご家庭はどんな風に子育てされているのかな？初めての子育てで先輩お母さんに聞いてみたい！など色々悩みもあるかと思います。懇親会を通して仲良くなったり情報交換の一歩となったなら嬉しいです。悩みのない方なんていないですし、子育ては悩んで当然。きょうだいがたくさんいるからといって、一人目の子の時と同様に。というわけでもありません。マニュアルがないのが子育てです。

これからも幼稚園でのおこさまの姿、ご家庭での姿を共有し、日々のお子さまの育ちをともにわかちあいたいと思っています。

まだまだ、令和４年度は始まったばかりです。１年後の成長を楽しみに日々を積み重ねていきましょう。