園長だより「一月往ぬる　二月逃げる　三月去る」

昔から「一月往ぬる　二月逃げる　三月去る」と言われますが、この諺の意味を今年ほど強く感じたことはないように思います。。。

これは一月から三月まで行事が多くて忙しく、早く過ぎてしまうことの諺です。

年が明けて、気が付けばもう二月も半ばです。コロナ禍で日々、目まぐるしく分刻みで事が起きては、変わるという毎日。

幼稚園としては、子どもたちが笑顔でイキイキと過ごせることを第一に考え、一日一日を丁寧に過ごすよう心掛けています。

どの学年にとってもラストスパートの時期。大切な仲間とのかけがえのない時間です。

季節で言えば、冬から春に移り変わる時期。冬の間に冬眠していた植物が気温が温かくなってきて目を覚まし、新芽を出して葉を広げ、花を咲かせる季節であり、命が一気に芽吹く季節。

忙しい日々の中にも、「花が咲いたよ」「鳥の声が聞こえたね」「日差しが温かいね」などの小さな幸せに気付け、ほっこりできる時間を大切にしたいですね。

ここ数日は、冷え込む寒さですが子どもたちは夢中になって遊んでいます。かいじゅう公園の梅もほころんできました。春はもうそこまで来ていますね。

残りの１ヶ月、このような日常が確保できるよう保護者のみなさまにもお力をお借りしながら乗り切りたいと思います。引き続きよろしくお願いいたします。