今日は、年長組のみんなは「籾摺り」体験をしました。
しばらく干していた稲穂から籾を外す・籾から玄米をとりだす作業です。
地道・・・本当に地道な作業・・・。籾摺りがこれほど大変なものとは知る由もがな‥‥(笑)
子どもたちは、まず緑色のままの稲穂、茶色のままの稲穂を仕分けするところから始めました。選りすぐった茶色のままの稲穂から籾を外す作業を①軍手でとる②割りばしで挟んでとる③手で外すの中から自分がやりやすい工程を選び、取り組みました。
次に籾を外す作業に・・・ざるに籾のついたお米を入れてテニスボールをざるにこすりつけます。すると、、、!!
と言いたいところですが、これがまた力とコツがいる作業。一人はざるを持ち、一人はひたすらテニスボールを籾をざるに押し付けて回す、2人の協同作業です!
ただひたすらに・・・玄米が見えてくるまで、ただひたすらゴリゴリゴリゴリ・・・・。
原始的なやり方&子どもたちの力だけでは、ゴールは遠く・・・。後日、改めて「精米」が必須です(笑)
「先生、代わって・・疲れた」と言うペアの子もいれば、びっくりするぐらい上手に籾がとれて「お米!お米!!」とはしゃぐペアもいたり・・・。
そして、何よりフリーの先生たちのバックアップがあってこそできた作業。籾取りあとの保育室は、掃除機をかけずにはいられないほどの状況に・・・。ですが、その横で必死に一粒のお米を拾い集める子もいて、きっと子どもたちなりに色々と感じているのだと伝わってきました。
当たり前のようにいただいていたご飯、1粒のお米をとるのにこれほどまで大変な作業があることを、きっと子どもたちも感じたことと思います。ごはんをいただく有難みを子どもたちなりに感じてくれたらと思います。
子どもたちに是非、今日どうだったか聞いてあげてくださいね。
そして、どんな食べ物も勝手にできたり、放っておいてできたりするものではないこと、天候や気候、害虫やスズメやカラスにも左右されますし、農家の方たちがさまざまな作業をしてくださること…手間暇かけてできるということをご家族からもこの機会にお話しをしてあげてくださいね。
昨年度は全く収穫できませんでしたが、今年度は収穫はできましたよ(笑)ほんの少しですが。
さぁ、これがどのくらいのお米になるのでしょうか?????
そして、のこった「わら」も再利用!!また、報告させていただきます。