園長だより「成長のスパイス！」

今日は、お花まつり。ホールで全学年が短い時間ですが集まりました。

昨年度、全学年で集まることがほぼできない状態で過ごしました。　　幼稚園の子どもたちにとっての１歳の差はとても大きくて、年少児と年長児になると大人と子どもくらいの差があります。年少の子どもたちにとっては、年長のお兄さん・お姉さんは憧れの存在。手を繋いで保育室まで送ってもらうと涙も引っ込んでしまいます。

今年度は、できる限り短い時間でも全学年での集まり（異年齢交流）は大切にしたいと考えています。

今日も、自分の場所がわからず団子状態の年少児の横で、「トントン前！トントン前！！」とかっこよく頑張る年長児の姿。それを見て、見よう見まねでやろうとしている年少さん。成長には欠かせないスパイスだと改めて感じました。大人からすれば、簡単なことも子どもたちにとっては、ハードルが高くて逃げ腰になることだって山のようにあります。ついつい、大人目線で伝えがちですが子どもたち同士だと、不思議なくらいスムーズにいったりします。幼稚園の子どもたちは、耳で聞くより、目で見る方が解りやすく、幼稚園では「こんな風にしたら、素敵だね。」「みてみて、〇〇ちゃんの座り方すごいよ」などと見せて伝えるようにしています。

お家でも「ちゃんとしなさい！」とか言うことがあると思います。きっと、「ちゃんとする。」と返事が返ってくると思いますが、意外とそれがどういう姿かをわかっていないことが多いんですよね・・・。子ども自身が想像できるよう何をどうすればいいのかを伝えることを園でも意識しています。

明日からは、またお休みになります。この時期は体温調節が難しかったり、体調を崩しやすい時期でもあるので気をつけてお過ごしください。

また、緊急事態宣言の延長が本日の夕方には決定します。

決定次第、今後の園の予定等を改めてお伝えさせていただきます。

よろしくお願いいたします。

 

　　園長　　　大冨　亜紀