園での生活を見てみよう!

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園長だより「1月は行く・2月は逃げる・3月は去る」

今日は節分。節分は「季節を分ける」ということを意味しています。暦の上では、明日から春ということになります。1年は本当にあっという間で、特に今年は痛切に感じます。

「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る。」と言われるほど、この3学期はアッという間に過ぎてしまう!ということです。

短い期間ではありますが、この3学期ほど子どもたちの成長を感じられる貴重な時間はないと思っています。一番多いのが「出来なかったことが出来るようになった!!」という姿です。例えば、先日紹介していた「年長のコマ回し」ですが、紐をうまくことができなかった子どもたちが練習を重ねてできるようになる姿。最初は「まいて!」と他力本願から始まり、やり方を伝えるうちに自分で挑戦し、うまくまけるようになる。次に投げ方。紐ごと投げてしまうことがありながらも、他の回せる子どもたちに刺激を受け自分も回せるようになりたい!と強い意志が根気強さを身につけさせます。

運動面でいえば、鉄棒の前回り・逆上がり・縄跳び・雲梯、生活面でいえばリボン結び・お弁当包み・お箸、言語面でいえば人前での発言、友だちと息を合わせる、思っていることを相手に伝える・大きな声で・・など子どもたちの目の前には、たくさんの山(壁)があります。山の高さはその子によって違います。でも、超えるには高すぎるより、ちょっと頑張れば超えられる高さ(壁)が子どもたちのやる気につながります。残り2ヶ月ほどですが、それぞれが自分で目標をもち「やる気スイッチ」で一つでも多くの山(壁)を超えていってほしいと思います。

  園長 大冨 亜紀