10月から始まる幼児教育の無償化によりすべての子どもたちに良い教育機会が用意できました。待機児童など保育の量にかかわる問題も残されていますが、今まで以上に関心が集まるのは教育・保育の中身や質についてです。通園のしやすさや給食、延長預かり保育などの子育て支援力の充実はもちろんですが、幼稚園にとって本家本丸である教育の内容・質こそが問われます。前回もご覧いただきましたがもう一度本園の姿をグラフ・表などでわかりやすくご説明させていただきます。
ただしあくまで現時点の姿です。毎年秋に保護者アンケートを実施しみなさまの声・ニーズを真摯にうけとめ、常に保育・園運営について見直し改革・改善を行ってきています。
【クラス・職員配置】年少は20人/クラス、年中と年長は30人/クラスでクラス担任1人体制です。年少入園当初は担任+フリー体制で子どもたちを見守り、子どもたちが自信をもって幼稚園生活のスタートがきれるようにしています。
教職員は指導力ある経験豊かな主任教諭から経験は浅いですがやる気満々・研究熱心な若手教諭までバランスよく配置しています。各学年チームは毎日子どもたちの様子について情報交換し、次の保育計画や環境構成に生かしています。本園自慢の教職員チームワークで子どもたちひとり一人を温かくかつ細かく指導しています。<br/>
【通っておられるエリア・通園方法】
宝塚市と川西市が3分の2を占めます。他の3分の1は池田市・豊中市・箕面市・伊丹市・尼崎市・大阪市などから通っておられます。
“電車通園”の方は阪急電車プラットホームと幼稚園をダイレクトにつなぐ専用通路が利用でき安全・安心です。“マイカー”は朝8時20分からと保育終了後20分間にドライブスルー(保護者は運転席のまま、教職員が園児を車に乗せる)方式で便利かつ安全と喜んでいただいています。預かり保育はおおよそ1日に20人~30人の異年齢の子どもたちが正課とはまた違ったあそびの時間を過ごしています。夕方の預かり保育のお迎えは駐車場に車を停めることができます。課外教室は月~金曜日まで英語やバレエなど多彩な教室を導入しています。1日に課外教室と預かり保育の両方を利用される方も少なくありません。子どもたちの誘導は園の方で行いますので保護者も安心できます。
【保育料など】10月から幼児教育の無償化がスタートします。「幼児期の良質な教育は生涯にわたる人格形成の基礎を培い、人の生涯にわたる幸福やWellbeingをもたらす」「すべての子どもたちに質の良い教育を」ということから無償化が実現しました。世帯収入の水準や子どもの人数に関係なくすべての子どもが対象になり、年308,400円を上限に国・県・市が負担します。本園では上限額を超える部分は各ご家庭のご負担となりますが、他園にない上質な環境・施設設備を生かし、教職員の資質・研究・実行力をもとにみなさまの期待に十分応えるだけの保育・教育を行ってまいります。
預かり保育については月64時間以上の就業などにより保育が必要と認定された“新2号子ども”が対象となります。一日当たり450円×利用日数が補助されることになります。
【園の環境、とにかく伸びやかな空間】園舎や運動場の広さは幼稚園設置基準によってクラス数に応じた広さが求められています。本園はその基準を十二分にクリアし、子どもたちの伸び伸びとした遊びを保障しています。広いというだけでなく緑ゆたかな自然環境のなかで、子どもたちは同年齢・異年齢の友だちといっしょにさまざまな体験をし、よりよく力強く生きる力に変え大きく成長していきます。