今朝から冷たい雨の降る中、1年の集大成である「表現の会」を行いました。
3学期から本格的に毎日のように行ってきた練習の成果も大ですが、それよりなにより年少4月から1年2年3年と日々積み重ねてきた保育・教育の結果がこんなにはっきりと見える場は他にありません。先生たちは1年で一番どきどきする時だと思います。
しかし、子どもたちはそんなドキドキを全く吹き飛ばしてくれました。こんなにも逞しく成長するのかと目を見張るばかりです。単にセリフや歌や楽器演奏や舞台上の場所移動などの覚えることはもちろんです。それ以上に感動したことは「緊張する場に打ち克ち、この場を楽しむこと」「ともだちと助け合い、気持ちを合わすこと」「自分一人でも自信をもって表現すること」など非認知能力と言われる力が見えたことでした。お父さま、お母さま、ご祖父様、ご祖母様にもきっとそのあたりをご覧いただけたのではないでしょうか。
担任をはじめ教職員一同、ドキドキもしますが、こんなにやりがいのあることはありません。人が一生を支えていく強い力を育てることこそが幼稚園に求められる一番のことなのですから。そして幼稚園の先生たち自身がそんな力を十二分に発揮してくれたことを誇りに思う一日でした。