雲梯でくやしい思いをする子にエール（園長）

今日は朝から太陽の恵みがなく寒い一日です。年長は朝からクリスマス飾りの製作を根をつめてやっていました。やっと出来上がったのは11時30分ごろ。それからお昼の給食までの短い時間ですが、雲梯と鉄棒で遊びました。担任の先生はとくにいま雲梯でもうひと頑張りの子に付いていました。「手繰りわたり」まではできるのですが、体を前後に振って片手で前の棒に進む「振りわたり」にはまだ自信がもてず端まで行けない子どもたちです。あっという間に時間になって今日の体育遊びは終わり！次のクラスと交替、自分たちは部屋に戻ってカプラの時間です。
おや？見ますと一人の男の子が雲梯横の芝生にうつぶせになっています。さきほど真ん中過ぎまでは来たのですが、泣き顔になっていた男の子です。泣いているのかな？と心配しているとムクリと起き上がり、雲梯の高い方の段にのぼりはじめました。おっ！いいじゃないか！やってみろ！2回ほどトライしましたが、けっきょく今日のところはやり遂げられずでした。
みんなはとっくに部屋に帰っていたのに、一人外に残っていたのはある面では？？なのですが、彼の「ちくしょう！くやしいなあ。ひとりでもう一回やってみよう！」という気持ちはわかるなあ。うれしいなあ。こんな子大好きだ。くじけるな！きっと君ならできる！