園での生活を見てみよう!

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心を配る、気を配る、目を配る(園長)

松の内や鏡開きについては地方によって違いがあるそうです。わが家は関西流で15日までを松の内、鏡開きは20日にする予定です。通常保育も既に始まりましたが、歳神さまを迎えての清新な気は大事にしたいと思います。今年は「とり」年、酉という漢字はお酒の容れものの形から来ているそうです。お酒は現代人にとっては日常的なものですが、古代の人々にとっては神様にお供えもする特別な力をもったものだったのではないかと思います。
酉の右側に己をおくと「配」の字になります。「心を配る、気を配る、目を配る」など丁寧な心遣いをするときに使われます。良好な人間関係を結ぶうえでも、子どもを健やかに育てていくうえでも大切なことですね。おせち料理のお重のなかにはいろいろな山海の食材がおもしろい縁起を担ぎながら使われています。「“ごまめ”は病気や怪我をしないで、健康に過ごすことができますように」「レンコンは先の先までよーく見通しが利くように」などと話すと、子どもたちは「ヘー!そんなお願いがこれにあるの!」とびっくりです。現代の子どもたちの日常食からはかなり縁遠いと思われる和食ですが、こうして家族一緒に頂くことでとっても素晴らしい心の教育になったのではないでしょうか。少し自慢話になりますが、本園の給食もこの路線で、和食を基本にした野菜たっぷりの献立です。昨日の献立を紹介しますと、鮭のみりん焼き、卵焼き、こんにゃくと胡麻の甘辛煮、厚揚げとしめじの煮物、チンゲン菜と人参の和風和え物となっていました。今日は煮込みハンバーグもありますが、小松菜とカニカマのスープ煮、カリフラワーとゆで卵のサラダ、じゃがいものカレー炒め、添え野菜(人参・アスパラ)です。素材本来の風味や味わいに満ちています。うまみ調味料ではなく、出汁をつかった自然な味付けです。「体も心も健やかに育て!!!」という願いを込めて

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