昨日、雲雀丘花屋敷駅に立哨してくださっているガードマンさんから
~先生!雲雀丘学園幼稚園の園児さんは、挨拶がきちんとできますね。小学生や中高生は何も言わず通る子も多い中で、幼稚園の園児さんと保護者の方が、大きな声で「おはようございます!」って言うものやから、慌てて周りにいた学生たちも「おはようございます!」って言ってくれるんですよね。朝から園児さんに、元気もらってます!!~
との、お言葉でした。
何気ないことかもしれませんが、そんな風に誰かの心をあったかくできるって素敵ですよね。
「ことば」には、人を元気づけたり、勇気づけたりする言葉もあれば、人を傷つけてしまう言葉もあります。
ちくちく言葉・ふわふわ言葉と言う言葉があるのを知っていますか?
ちくちく言葉とは、相手の気を害する言葉のこと。(なんでできないの!じゃま、・・・のくせに・大嫌い・つまんない・へんなの・・)ふわふわ言葉とは反対に相手の心を癒したり温かい気持ちにさせたりする言葉のことです。(ありがとう・よくできたね・上手だね・素敵だね・大丈夫だよ・大好き・・・)
このちくちく言葉って、ついつい家族間や親しい間柄ではついつい使ってしまうのは誰しも経験があるのではないでしょうか?
身内にはどうも厳しくなりがちですよね"(-""-)"
よく保護者に「うちの子、乱暴な言葉を言うようになって・・・」と相談されることがあります。
4歳から7歳までは一通りの言葉を覚え、友だちなどから強い言葉を覚えるとつい使ってみたくなる時期の入口です。乱暴な言葉やどこでそんな言葉を覚えてきたの?とドキッとすることもあると思います。
でも、これは誰もが通る道です。もし、そんな言葉を使った際に、ふわふわ言葉とちくちく言葉のことを思い出し、相手の気持ちを考えた言葉選びができたら、これから小学生や中学生と年齢が上がるごとに、複雑になるともだちとの交流も良い方向に向くのではないでしょうか?
要するに、発する側が「ことばを選ぶ力」が必要になってくると思います。
是非、お家でもゲーム感覚でふわふわ言葉・ちくちく言葉を探してみては??
園でも、なるべく今の時代、ダメダメではなく、こうした方がいいよ!と伝えるように心がけつつも、なかなか実際は難しい。
でも、誰もがみんな悩みながらの子育て、子育てには正解も不正解もないものです。
木曜日から始まる個人懇談では、園での様子や頑張っていること、家庭での様子を聞かせていただき園生活の中でお子さま自身が困っていることに園がどんな風に対応しているのかをご家庭と共有し、お子さまの育ちを共有する機会だと思っています。
家庭では想像もつかない姿もあるかも!?ですが、それもその子の一面!受け止めてあげてくださいね。
お忙しい時期だとは思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。
参考までに、本を紹介しておきます。