園庭にブランコ3基ができて、5日経ちました。
初日の様子は、以前お知らせした通り(*'▽') それからも日々、子どもたちの様子は変化しています!!
初めの日、子どもたちはワクワクしていたと思いますが、私はワクワクとドキドキが入り混じりながらの朝を迎えました。
ブランコを作る経緯は、前にもお話させてもらった通り、「挑戦したい!やってみたい!!」の気持ちが育めるような園庭にしたい。との想いがあります。ですが、果たして、雲雀丘学園幼稚園の子どもたちには、この高さのブランコにのぼれるのか??と、一抹の不安が・・・・。
もしかすると折角DADDYの会で作ったものの、だぁ~れも乗れずに寂しく佇むことになるのでは???手伝ってくださったお父さま方になんて説明しようか・・・と、思ったりもしていました。でも、今園に通うこの子たちが、出来上がったブランコにどんな想いを抱き、どのくらいの子が挑戦したいと思うのか?乗れるようになるのか??は、全職員にとっては、大きな楽しみでもありました。
そして、初日に大ブランコの高い方のブランコをあっさり年長女児に制覇され、中ブランコにおいては、なんと年少さんまでもが乗れてしまい、想像をはるかに超えてくれました。
次の日から、ブランコを通じて、様々なドラマが繰り広げられています。みんな自分で考え、やり方を生み出しています。
そして、はっきりと自分で選択しています。一番高いブランコを制覇したくひたすら頑張る子、できないからやらない!と寄り付きもしない子、挑戦する子にアドバイスをする子、どうしても攻略したくて、できる子の登り方をそばで必死に見ている子・・・、どれも素晴らしい姿。
こどもって、やっぱり凄い!!の一言に尽きます。。
そして、何より挑戦している子どもの表情が素敵ですし、できたときの満面の笑み、子ども同士の会話など本当に素晴らしいなって思います。
「園長先生、見に来て!昨日まで出来なかったけど、一番大きなブランコ乗れるようになったよ」「〇〇ちゃん、乗れるようになったんだよ!!凄いよね!」
「ちょっと、怖いな」「〇〇君なら、できるよ絶対!!」「ここに足かけて、こうやって乗るんだよ」「やりたいけど、ドキドキするからな」と言って足掛けに挑戦。「やっぱり、今は怖いわ」「でも、足をあんな高いとこにかけられて凄いよ!」
それで、十分(*^-^*)やめる選択ができたことも凄いなって思います。
そして、そんな日々の中で、職員自身、反省する場面も。
ついつい子どもの頑張る姿をみると、大きな声で「頑張れ!!かんばれ~!」と熱いエールを送ってしまいます。
特に初日は凄かった・・・( ;∀;)その声援に応えるべく、子どもは最大限の力を振り絞ります。そうなると、余力がなくなりブランコから降りるではなく、落ちるにつながることもあるかもしれない・・・との話を木村先生からいただきました。もちろん、もしもの時のためにい地面がふかふかにしましたが、絶対ではありません。
確かにそうだなと声かけの大切さを改めて感じました。もちろん「頑張れ」の声かけが悪いわけではないというか、その子に寄り添う気持ちはとても大事であり、大いに尊重すべきことではあるのですが、その奥というか寄り添い方というか、いろんな寄り添い方があるということを学んでいってほしい。との言葉。
職員で共有し、子どもたち同様に、次のステージにすすんでいきたいと思いました。
日々、学びがいっぱいです(*'▽')