園長だより「給食試食会」

本日、給食試食会を在園児保護者向けに行いました。

コロナ禍で実施できておりませんでしたが、昨年度より再開いたしました。

今回、５５名の保護者が参加してくださいました。子どもたちが普段、どのようなものを食べているのか？？どんな味なのか？気になりますよね？子どもたちに聞くよりは、まずは保護者の方自身が食べてみて・・・。園がどうして「富喜屋」さんを給食会社として選んでいるのか？どのような理念で運営されているのか？宮崎社長に来ていただき、講話付き・お出汁の飲み比べ・試食会が和やかに行われました。

「富喜屋」さんの給食は、いわゆる「お子さまランチ」的なものでは、ありません。

ザ・ハンバーグ！からあげ！！にこちゃん顔のポテト！！！のようなものではなく、ひじきや切り干し大根などの和食が中心、どちらかと言えばシックな色の給食です（笑）。

冷凍加工品やいわゆる、うま味調味料は一切使用せず、小さいうちから「正しい味覚」を育むことを大切にされています。味覚は誰かが決めるものではなく、自分がどう感じるかです。この子たちが大きくなり、ファストフードやハンバーガーやコンビニ弁当を自分で選んで買う時期は必ず来ます。それを毎日食べ続けるとどうなるのか・・・・・。もちろん、味の濃いものは美味しいですし、満足感もありますよね。

でも、それが毎日となると、やはり重たくないですか？？それを感じ、たまには自炊しようとか、家のご飯が食べたいと思える味覚を・・・・というのが、富喜屋さんの思いです。

確かに、そうですよね。。。うんうんと思わずうなずきました。

また、なんでも食べられるようになることは、人生を豊かにしますますよね。食べることは健康になるためではなく、幸せになるためで、様々な食材に出会うことも、さらに幸せになれる。。。というお話も。

そんな富喜屋さんのお話を聞いたあとは、恒例の子どもたちと同じご挨拶「おとうさま、おかあさま、美味しい給食をありがとうございます。では、いただきます！！」と言って（笑）、全員で実食です。

ご感想・ご意見では「美味しかったです。安心しました。これからもよろしくお願いします」「子どもが毎日、給食美味しかったよ！と聞いていましたが、実際食べて納得しました！」など、来られた方みなさま、大満足で帰っていただけたようで、開催してよかったな!(^^)!と思いました。

さて、日頃の子どもたちの様子は？と言いますと「これ何？食べたことない」と食わず嫌いもいますが、いざ口に入れてみると「美味しい！」なんてことも、よくあります（笑）

また、担任が「〇〇ちゃん、凄い！●●食べられたよ」と言うと、みんなの「えー、凄い！」（気づいたら拍手が自然と・・・・）からの、「僕も食べれた！」「私も」など、サクラがいっぱい・・・。

決して、仕込んでいませんが、子どもたちって凄いなぁっていつも思います。

魔法のかかった給食を、これからも子どもたちに提供していきますね。