園での生活を見てみよう!

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園長だより「代掻き」

昨日、年長のブログを見ていただいたかと思いますが、幼稚園で初めて「代掻き」をしました。令和元年度から、かいじゅう公園をもっと魅力的に!!と、子どもたちが自然を身近に感じ、もっといきいきと過ごせて、探求心、好奇心がみなぎるような場所にしたい!!と「かいじゅう公園プロジェクト」に取り組み始めました。まずは、生き物が集まる「ビオトープ」を作ったのが第1弾です。

それまでは、固定遊具がありそれなりに楽しかったのですが、どちらかといえば公園というイメージだったと思います。が、ふた昔前は(笑)、川が流れそこにはサワガニがすみつき、サワガニとりをしたり、モリアオガエルが卵を産み付けたりしてました。そんな姿を取り戻すことができたら・・・と、まずは「ビオトープ」と田んぼを保護者・園児・職員で作りました。

 昨年度、コロナ禍で代掻きはできず、田植えはしたものの不作で、田植えの大変さ、人工で作ったものを持続していくことの難しさを感じています。。。

今年は、再挑戦!そして、初めての「代掻き。」

前日に、泥まみれになり作業している姿を目の当たりにして「いやだ・・・」「明日、休む・・」などと弱気な子どもたちもいて、どうなることかと思っていました。。

子どもたちにとっては、初めての体験!!‘どろんこになっていい!!’という概念がなかなかなく、「汚したら怒られるから・・・」という言葉に「大丈夫!!先生たちが洗ってあげるし、‘頑張ったね!楽しかったね’って褒めてくれるから!!と話をしました。

栄養満点の腐葉土入りゆえ、匂いが強く「くさい、くさい」との声も上がりましたが、泥の感触をそれぞれの子どもたちなりに感じたことと思います。もちろん、苦手な子もいましたが、みんな1度は入水(笑)を頑張りましたよ。「美味しいお米のためにみんなの力が必要!ムニムニって足で踏みしめてね!」との声かけに頑張ってくれました。

そのあとの子どもたちとスモック・サンダルの洗濯・・・💦

子どもたちの「楽しかった!」「また、入りたい!!」の笑顔に励まされて大変さも吹き飛びました。美味しいお米が今年こそは少しでも実ってくれたらいいなぁと念じています。

今年度は、かいじゅう公園プロジェクト第2弾を実施します。今は水が流れなくなってしまった川に土砂や落ち葉が溜まり、なんとかならないかと考えていました。その敷地を有効利用して、タイヤなどを埋め込みアスレチック要素を取り入れたいと考えています。

たくさんの参加希望、大変嬉しく思っております。実施当日、子どもたちの笑顔のためにどうぞよろしくお願いいたします。

P.S.緊急事態宣言の延長要請がありましたね・・・。再び、変更を余儀なくされそうですが、その際はまたご協力いただければ有難いです。

よろしくお願い申し上げます。

  園長  大冨 亜紀

令和元年度 ビオトープの作業写真。      昨年度の稲穂の様子⇓