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2015年01月30日

「表現」と「発表」(1月30日)

 昨日は「表現の会」の予行日でした。いつもよりずっと早く登園し、本番さながらに9時から12時までみっちりと、客席には他のクラスのお友だちや先生たちが座って行いました。まだプロセスの段階ですから、まだいろいろと課題はあります。私は劇の作り方や合唱・合奏の難しいことも分かりませんので、どこを見ていたかと言いますと、子どもたちが「楽しい!わくわくウキウキ!」という顔をしているかどうかを見ていました。また、「僕の私の思いをみんなに分かってほしい!」というようなものが溢れ出ているかどうかを見ていました。
さて、今朝になって一つの疑問が浮かびました。なぜこの行事は「表現の会」という名になっているのだろう?開園以来、ずっと「表現の会」なのだろうか?他の園では耳にしたことがあまりないなあ。よくあるのは「(生活)発表会」ですが、「発表」と「表現」では意味がどう違うのかなという疑問でした。「発表」は、頭で考えたことを整理して、言葉(文字)を発して表すということでしょうか。対して「表現」には心の働きと形の自由さや多彩さがあるように思います。一人ひとりが心を働かせ、湧き上がってくる内面的なイメージを、多彩に自由にいろんな個性的な形で他者に伝えたいという感じでしょうか。
本番まであと1週間、今日も子どもたちは練習に取り組んでいます。きれいな形にこだわらず、子どもたちや先生の個性あふれる表現を期待していますよ。
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       楽器も、みんなで手分けして運びます
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     衣装に着替えて、年少さんから講堂へ出発!
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初めて観客席に座って見学します まだまだ練習中、でも一生懸命です~
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 お客さんの前は、緊張するね^_^;  年長さんは、合唱と合奏♪

2015年01月22日

文武両道の課外教室(1月22日)

 課外教室を毎日一つずつ行っています。月曜日は書道、火曜日は体育、水曜日が理科実験、木曜日にサッカークラブ、金曜日が絵画です。絵画については以前にもお伝えしましたので、今日は書道とサッカークラブを紹介します。
書道教室は「落ち着いた気持ちで字に親しみ、正しく美しい日本の文字を楽しく身につけてもらいたい。」と考えて行っています。年中児20数人と年長児10人くらいが大きなホールの中で分かれて勉強しています。今週は硬筆の時間で、年中児は“え”の練習です。、頭に点があったり、斜めに走ったり、少し切り返して戻ったりして、大変にバランスもむずかしい文字のようでしたが、みんな何度もトライしていました。年長児は濁点のついた文字を使って、いろいろな言葉を書いていました。“ば”いきんマン、“で”んしゃ、“じ”どうしゃ…。さすがにボキャブラリーも豊富ですね。月に2回は毛筆の時間です。幼少期に墨の文化に親しむことは、子どもにとってかけがいの無い経験になると思います。
さて、今日はサッカークラブです。雨でも雨天練習場(広くて天井の高い遊戯室)があるので大丈夫です。最初に年中組の時間ですが、そのあいだ年長組は一つの保育室に集まってコーチのもとで待機しています。みんなの夢はJリーガー、なでしこJ、いやいやネイマールでしょうか。だけど最初の一歩はボール遊び、ボールと仲良くなることから、ボールタッチやドリブル・キック・パスへとステップ・バイ・ステップです。秋の運動会が終ってからは、子ども同士で試合形式も行ってきました。2月28日には“ひばりカップ2015”を開催し、他の幼稚園のサッカークラブ3チームを招待する予定です。主催チームとして優勝の栄冠を勝ち取ってもらいたいと願う気持ちもありますが、サッカーを通して運動の喜びを感じ、何よりチームの一員としての主体性と協調性を身につけていってほしいと願っています。相手をリスペクトする精神も是非!!!
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2015年01月17日

新入園のお友だち集合(1月17日)

 今日は27年度新入園予定の子どもたちの登園日です。「おはようございます」声の大きさはいろいろ、中には心の中でそっと言う子もいます。私の大きな声に吃驚したのでしょうか、泣いてしまった子もその子なりのご挨拶でした。
受付を済ますと、胸に“ひよこ”バッジをつけて、制服やスモック、お道具箱などをもらいに行きます。お道具箱の中に何が入っているのか?お父さんお母さんと楽しそうに見ていました。その後は少人数に分かれて保育室に行きました。そこではスモックや体操ズボンに着替えてみたり、制服をロッカーのハンガーに掛ける練習をしました。またトイレにも行って使い方を聞いて練習してみました。もちろん手遊びや紙芝居・歌を楽しむ時間や外遊びもありました。4月には安心して楽しく幼稚園に来ることができますように。もちろんお父さんお母さんも安心してください。『這えば立て、立てば歩めの親心』とは言いますが、ゆっくり、ゆっくり、少しずつ階段を上がっていってくださいね。
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お部屋で先生と手遊びしたり、スモックやズボンに着替えをしました(^'^)
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  お話を聞いたりお歌を歌ったり、 トイレも使ってみました!(^^)!


2015年01月16日

英語レッスン(1月16日)

 今日は年少の英語参観でした。ローレンス先生の指導の下、みんなで歌を歌い、体を動かし、キャッキャッと大喜びの様子でした。現在、本園では特色保育として「英語」の他に「サントレ(瞑想と漢字交じり文の素読)」「お茶(年中・年長)」「体育あそび」「音楽」を行っていますが、英語が一番古くから行っているカリキュラムです。小学館集英社プロダクションの力をお借りしてオリジナルプログラムを組み、ネイティブの先生に担任がサブでついて行っています。年少から年長までの3年間、少しずつ語彙(ボキャブラリー)を増やし、短い文を使えるようにしていきます。学園小学校では1年生から週1限の英語授業があり、その教科書を見てきましたが、幼稚園の延長線上にある内容・レベルとなっていました。
皆さまもご存知の通り、今、日本の英語教育が大きく見直されようとしています。『使える英語』を身に着け、グローバルに活躍できる力を!ということです。英語に苦手意識をもった日本人は少なくありません。そして、その英語力をなんとかしようと悪戦苦闘しています。とにかく耳から、リテラシーとアクティビティ、正しい音と文字を連動させる、授業の時だけじゃダメで日常生活から、などなどいろんな考えが乱れ飛んでいる現状です。私自身、ずいぶん昔に実用英検2級はなぜかとれたのですが、使わないうちに竹光になってしまい、その後は英会話教室に高い授業料を払いましたが、会社で受けさせられたTOEIC(トーイッ苦)では惨憺たる結果となりました。某局のテレビ番組でいろいろな国の出演者が「日本のクール」というテーマでトークする番組がありますが、これを見ていますと、どの人も多少詰まったり、アクセントや発音に苦労しながらも、明るく堂々と自分の感想や意見を発言しています。恐らく日本の中学英語で十分、言いたいことは言えるように思います。日本人には(私には)実践練習が不足しているのだろうなと感じています。そういう意味では本園のレッスンは実践あるのみです。期待してください。
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2015年01月15日

保育始め(1月15日)

 今朝は大変な雨降りでした。まだ冬の真っただ中ですが、厳しい寒さの中にも春の足音が遠く聞こえてきたのかもしれません。そんな強い雨風の中を、子どもたちはお家の方々と手をつないで登園してきました。一年365日の子育て、本当に大変だなあ、毎朝こうして子どもを励まし楽しい気持ちで園に送り届けてくださることって素晴らしいなあと思います。
さて、昨日までは午前保育や午後1時降園だったのですが、今日から本格的に午後保育となりました。3学期はやるべきことが盛りだくさんです。今日は全学年とも2月7日に行う『表現の会』の講堂練習に行きました。冷たい雨のなか傘をさして、園前の道路を渡って学園講堂まで移動します。さぞかし辛かろうなぁとこちらは見ているのですが、みんな傘をさして「わいわいがやがや」言いながら笑顔でした。年少さんは初めての講堂デビューです。舞台そででお山座りして待ったり、自分の役の番になれば舞台真ん中まで出てきたり、この1年ですごく立派になりましたね。
年中組は今年最初の英語の時間がありました。それもいきなり“英語参観”です。まだ本調子ではなかったかもしれないですね。声が小さくて自信なさそうな様子も見えましたが、これからも回も重ねて少しずつ自信が大きくなっていくに違いありません。(DVDのボリュームも最大にしていたのですが、遠巻きにご覧になった保護者のところまで音が聞こえにくくて申し訳ありませんでした)
年長組は今年最初の茶道でしたが、先生から『ずいぶん、良くできるようになりましたね。』と褒められていました。3月の卒園式直前には、保護者をお招きしてのお茶会があります。それまでしっかり精進していきましょうね。ところでお茶の時間の前には家から持参した白靴下に履き替えています。大人であれば白足袋ですね。ちいさなことまで気を配る、相手を思いやることの一つです。それぞれの作法・手順にそうした心を籠めることの大切さを学び、立派な小学1年生になってほしいと思います。
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  講堂で練習をしました。舞台そでや舞台の大きさにもチャレンジ!
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   年中さんの英語あそび。ちょっと緊張してるかな^_^;
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      朝からの冷たい雨が降り続いていました
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  年長さんの茶道。お作法も、ずいぶん板についてきました(^.^)

2015年01月09日

新年3学期を迎えて(1月9日)

 昨日まで静かだった幼稚園に元気な声と笑顔が戻ってきました。朝、玄関前に立っていますと「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。」と気持ちのいい挨拶が交わされていました。
お休みの間にはクリスマスとお正月の2つも大きなイベントがありましたから、きっと楽しい冬休みだったに違いありません。始業式では「欲しかったプレゼントやお年玉もとっても嬉しいことだけれど、もっと大きな願いも忘れないで心の中に持っておいてほしい。」とお話ししました。クリスマス会のキャンドルサービスでは「世界中の人たちが幸せでありますように」とみんなで静かにお祈りしました。世界中っていうけれど、この中にはみんなの家族も入っています。お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、兄弟姉妹、それからご近所の方々もそうです。動物たちもいます。遠いアフリカの象やキリン、南の国のお猿さん、海のなかのイルカさんやおさかな、窓の外を飛んでいく鳥や蝶々たち、みんなが幸せいっぱいであってほしいですね。クリスマスの時だけではなくて、毎日そんな願いをもって暮らしてほしいとお話ししました。
3学期も楽しいことがたくさんあります。豆まき、ひな祭り、それと三大行事『表現の会』!合唱や合奏、劇に取り組んでいきます。音や役づくりの面白さを味わい、友だちと息をあわせて一つのものを創造していきます。ちょっとやそっとの失敗にもくじけず挑戦してくれることでしょう。
最後に3つ頑張ってほしいことを伝えました。
一、 早寝早起き 朝ごはん 朝トイレ
二、 明るい元気なごあいさつ
三、 自分の身の回りのことをがんばろう
この年度おわりの会の時にどれだけみんなが頑張ったか聞かせてくださいね。おわり!
(このあと、主任先生の合図がなくても、自然にみんなから「ありがとうございました」が聞こえてきました。)
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   ホールにみんなが勢ぞろいして、新年のごあいさつ♪
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   園長先生のおはなしも、静かにシッカリ聞けました(^.^)