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2009年05月26日

笑顔と歓声が戻る

 新型インフルエンザ流行の影響で5月18日から1週間、休園処置をとりました。皆様には、ご心配とご迷惑をおかけしたことと存じます。次第に回復しているものの今後も園として、手指消毒液の使用、手洗い・うがいの励行、室内のこまめな換気、園児の健康観察と家庭との連絡などを通して、子どもたちに安心・安全な園生活となるように努めます。
 休園中の園舎・園庭は物静かで寂しい空間が続きました。5月25日の再開の朝、園児や保護者のみなさんのいつものように明るい笑顔で「おはようございます」とさわやかな挨拶が飛び交い一安心しました。各家庭それぞれの予防対策をされたのだなと感心しました。
 楽しみの行事を延期しましたが、必ず実施します。日々の健康管理に留意し、有意義な毎日になるようがんばってまいります。

2009年05月12日

3歳児のしつけ

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3歳児のはじめ、つまり入園して間もない頃、園児はひとりになることに恐れをもちます。それは母親がいないと違う場所に来たような不安を感じるからです。年少組のおともだちも入園1ヶ月を過ぎるとそろそろ、園生活になれて幼稚園が楽しくなる頃です。この集団生活を通して園でも家庭でもしつけを教える良い時期ですので大事に考えていきたいと思っています。
そしてちょうどこの頃、第一次の反抗期がやってきます。3歳児は2歳児頃に比べるとちゃんと説明すれば理解し、納得するようになり反抗も少しずつ収まっていきます。つまりこの時期にしつけをきちんとすれば、わがままを押さえることができ、社会性や協調性が芽生えてきて人間形成の基礎となります。
 また、この時期になっても食べ物をこぼすことが多い子は、過保護が原因と言われていますので、自立の習慣をつけるためにも食事のしつけを見直してみましょう。特に後片付けの習慣づけはこの時期が最適期ですので、声かけなどして自分で積極的に片付けられるように見守ってください。
また、ともだちも増え数人の友だちとも遊べるようになりますので、屋外で遊ぶ機会を多く与えるようにこころがけてください。遊びも活発になり悪い言葉も覚えてきて家で使うようになりますが、そんな時は軽くたしなめて正しい言葉を教えるようにしましよう。